膝の痛みでよくあるお悩み
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膝に痛みがあり
長時間の歩行を
控えている -
膝の痛みを気に
せずサッカーが
したい -
膝に痛みが生じるが原因が
分からない -
膝の痛みを改善
する方法が知り
たい
膝の痛みには適切に対処することが重要です
膝の痛みは、中高年以降に多くみられる症状のイメージがあるかと思います。
ですが、実際には成長期の児童や部活動を行っている学生さんにみられることも多くあります。
膝の痛み自体は珍しい症状ではありません。
しかし、その原因や症状の特徴はさまざまであるため、自分の膝の痛みに合った対処法が求められます。
こちらのページでは、膝の痛みが起こる原因や主な症状、および対処法などについて詳しくご紹介しています。
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鍼灸とは、約2000年以上前に古代中国が発祥地となる施術方法です。
日本では、自然治癒力を高める東洋医学の考え方として注目を集めており人々の不調を改善する日本の医療の中心的位置を占めていました。
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当院では医師の同意診断書がある時のみ、一部健康保険を利用して、施術を受けることができます。
ですが、保険は健康保険だけではありません。
仕事中のケガに対しては労災保険が使える可能性もありますし、自動車事故でケガを負った場合には、自賠責保険が適用されることもあります。
こちらのページでは、鍼灸院で使える保険と、その他にどのような保険があるのかご紹介しています。
膝の痛みの原因と症状はさまざまあります
膝は下肢のちょうど中央に位置する関節で、その上下にある股関節や足関節とは異なり、曲げる・伸ばすといった動作しか行うことができません。
そのため、膝関節に偏った圧がかかったり、過度の圧がかかったりすると膝の痛みを発症しやすくなります。
膝の痛みを引き起こす原因についてご紹介する前に、まずは膝がどのような構造をしているのか、また、どんな役割があるのかについて知っておきましょう。
【膝関節について】
●膝関節の構造
膝関節は、大腿骨(だいたいこつ・太ももの骨)と脛骨(けいこつ・すねの骨)が上下で接しており、その上を大腿四頭筋によって支えられている膝蓋骨(しつがいこつ・ひざのお皿)が覆う構造をしています。
脛骨の上を大腿骨が前後に滑るようにして動くことで、膝を曲げたり伸ばしたりすることが可能となっています。
●膝の役割
膝には主に次のような役割があります。
・地面に力を伝える
ひざを曲げ伸ばしすることで、足の力を地面に伝え歩くことが可能となります。
・衝撃を緩和する
ひざを曲げ伸ばしすることで、地面からの衝撃を緩和することが可能となります。
・体重を支える
歩いたり走ったり、跳んだりするときに、膝関節の働きによって体重を支えることが可能となります。
【膝の痛みの主な原因について】
膝の痛みは主に次のような原因によってもたらされます。
●オーバーユース
オーバーユース(使い過ぎ)により膝に負担がかかり続けるとやがて炎症を引き起こすことがあり痛みに繋がります。
●体重増
体重を支えている役割を担っている膝にとって
急激な体重の増加は膝への負担を増すことにつながります。
そして、負担に耐え切れなくなり膝の痛みが生じることがあります。
●筋緊張
寒い時期や、身体を動かす機会が少ない方は筋肉が緊張しやすいです。
筋緊張は筋肉が硬直しやすくなるため血行不良を引き起こし、膝の痛みをもたらすこともあります。
【病気による膝の痛み】
何らかの病気にともなって膝の痛みが生じることもあります。
ここでは代表的な病気と、膝の痛み方の特徴をご紹介します。
●変形性膝関節症
中高年以降の女性に多く発症する病気の一つです。
加齢に伴う膝関節の軟骨がすり減り膝の変形が起こる場合がありますが
膝の使いすぎによって発症することもあり、歩くと痛むことが特徴です。
また、立ち上がる時や座る動作をする際に痛みが生じます。
●関節リウマチ
小関節のリウマチが進行すると、膝関節など大きな関節に痛みが出ることもあります。
ひどくなると安静時や夜間にも痛み(安静時痛や夜間痛)が出ることがあります。
膝の痛みへの対処法と予防法について
一口に膝の痛みと言っても、原因やあらわれる症状はさまざまです。
筋肉痛であれば少し休むことで回復が期待できますが、中には自己判断で対処するとかえって症状を悪化させてしまうケースもあります。
ここでは、膝の痛みが起こった場合の対処法や、膝の痛みを予防する方法について詳しくご紹介しています。
【膝の痛みへの対処法】
膝の痛みは適切に対処することによって痛みを緩和したり、症状を早期に回復させたりすることが期待できます。
膝の痛みの原因や症状にあった対処が大切になります。
次の対処法を参考にしてみてください。
●膝のサポーターやテーピング
膝の痛みがある際にどうしても運動をしなければならない場合は膝のサポーターやテーピングを使用し患部を固定することで、膝関節への負担を軽減することにつながります。
●専門家にみてもらう
スポーツをしていて膝の痛みが出た場合は、まず専門家にみてもらうことが一番です。
何らかの異常が膝関節に起こっている可能性も考えられます。
自己判断で対処するのではなく、初期段階で専門家の判断を仰ぐことで重症化を防ぎ、回復を早めることが期待できます。
●準備運動、クールダウン
トレーニングやジョギングなどで膝が痛む場合は、運動前の準備運動や、運動後のクールダウンといったケアをみなおしてみましょう。
それでも痛みが続くようであれば、やはり専門家にみてもらうことをおすすめします。
●冷やす
運動後に膝の痛みが強くなる場合は、一時的にアイスパックなどで膝まわりを冷やし炎症を抑えることをおすすめします。
ですが冷やし過ぎはかえって症状の回復を遅らせるため、アイシングをしても改善がみられない場合、専門家にみてもらいましょう。
【膝の痛みの予防法】
膝の痛みはさまざまな原因によって起こりますが、特にスポーツをしていない方や病気でない方が膝の痛みを訴えられるような場合、主に筋肉の緊張が原因だと考えられます。
そのため、普段から次のようなことに取り組み、膝の痛みを未然に予防しましょう。
●ストレッチ
膝関節は肩関節や股関節とは異なり、曲げる・伸ばすといった動作しかできません。
膝関節の曲げ伸ばしに関わる大きな筋肉が、大腿四頭筋とハムストリングスです。
特に、太ももの前面にある大腿四頭筋が緊張して硬くなると、膝のお皿の上下に痛みを生じやすくなります。
そのため、普段から大腿四頭筋をしっかりとストレッチし、膝関節にかかる負担を減らすよう心がけましょう。
●太ももの筋肉の強化
膝関節には大腿四頭筋やハムストリングス以外にも、さまざまな筋肉が付着しています。
スクワットなどで筋肉を鍛えることで、膝関節を安定させ、足をしっかりと踏ん張れるようになります。
また、筋肉がしっかりと収縮することによって、膝への負担を減らすことが期待できます。
●温める
膝に限ったことではありませんが、基本的に身体は冷やさないことをおすすめします。
身体を温めることで血行を促進し、全身の栄養状態を良好に保つことができます。
そのため、膝の痛みだけでなく、さまざまな身体の不調を予防することに繋がります。
特に、普段シャワーだけで済ませている方は、なるべくお風呂に浸かって、身体を温めるよう心がけましょう。
中里鍼灸院の【膝の痛み】アプローチ方法
膝の痛みは加齢による膝関節内部の軟骨の摩耗などによるものやスポーツ障害によるものがあります。
当院では膝関節裂劇へ刺鍼を行うことにより、部分的な痛みの除去を目指します。
また、膝が正常に動くためには軟骨や関節の働きが非常に重要です。
軟骨が劣化しづらい身体づくり、骨関節などが弱らない施策として、全身調整で精気の虚を補います。
著者 Writer
- 院長:中里 康章(なかざと やすあき)
- 【所有資格】 はり師、きゅう師
【生年月日】 1967年7月12日
【血液型】 A型
【出身】 神奈川県相模原市
【趣味】 犬と猫と戯れること
【得意な施術】 鍼灸(刺さない鍼)を使用した全身調節
▼ご来院される患者さまへ一言
体調不良などのお身体でお困りな方、ぜひお気軽にご相談ください!