不眠でよくあるお悩み
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冴えてしまう -
睡眠中に何度も目が覚めて困っている
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朝早くに目が
覚めて眠れなく
なる -
不眠症について
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生活習慣のみなおしで不眠症を改善しましょう
夜になって布団に入ってもなかなか寝付けない、という経験は誰もがあるかと思います。
大人の場合は何か心配事がある時に寝付けないことがあるでしょうし、子どもの場合は翌日の遠足が楽しみで寝付けないということもあるでしょう。
ですが、症状が一過性ではなくあまりにも長く続く場合には、不眠症の発症が疑われることもあります。
こちらのページでは、不眠症が起こる原因や主な症状、および対処法などについて詳しくご紹介しています。
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鍼灸とは、約2000年以上前に古代中国が発祥地となる施術方法です。
日本では、自然治癒力を高める東洋医学の考え方として注目を集めており人々の不調を改善する日本の医療の中心的位置を占めていました。
こちらのページでは、鍼灸のメカニズムや効果について詳しくご紹介しています。
不眠症の原因や症状のあらわれ方について
厚生労働省の調べによると、日本人のおよそ5人に1人が「睡眠が満足にとれていない」「よく眠れないので疲れがとれない」という悩みを抱えていると言われています。
まさに睡眠は現代の日本人の国民病ともいえます。
また、不眠症とは「長期間にわたって不眠の状態が続くこと」、および「不眠のため日中に心身の不調が起こり、生活の質が低下すること」を指します。
では、ここからはなぜ不眠症が起こるのかその原因と、不眠症の種類や特徴についてご紹介していきます。
【不眠症の主な原因について】
不眠症の原因は大きく分けて、身体的な原因と精神的な原因、そして生活習慣的な原因に分類されます。
それぞれについて詳しくみていきましょう。
●身体的
頭痛や風邪などの体調不良により中々眠りにつけないという場合があります。
また、仕事の疲れにより眠りにつけないということも多く見られます。
●精神的
不眠症の精神的な原因としては、仕事上のトラブルや人間関係の悩みと言ったストレス、外部の騒音が気になる、自律神経失調症や鬱といったさまざまなことが挙げられています。
●生活習慣的
深夜遅くまでテレビやスマホをみるなどの夜更かしにより睡眠時間が短くなることも不眠症に繋がることがあります。
また、休みの日に昼間まで寝ている、夜勤のある仕事など不規則な生活を送ることも睡眠の質を下げることに繋がり、不眠症を引き起こす要因になります。
●その他
上記の原因以外にも、特定の薬を服用して病気の治療をしている方や、カフェインやタバコを好む方などにも不眠症が起こりやすいとされます。
【不眠症の種類と症状】
不眠症には4つのタイプがあることをご存じでしょうか。
どれか1つを発症することがあれば、いくつかのタイプを併発することもあります。
こちらでは不眠症の4つのタイプと、それぞれの症状の特徴についてご紹介します。
●入眠障害
一般的な不眠症の症状と言えば、最初にイメージされるのは入眠障害が多いかと思います。
布団に入ってから寝つきが悪いタイプの不眠症を入眠障害と言います。
●熟眠障害
睡眠時間はそれなりに確保できているものの、ぐっすりと眠れたという満足感が得られないタイプの不眠症です。
●中途覚醒
眠りが浅く、睡眠中に何度も目が覚めてしまう例が中途覚醒です。
●早朝覚醒
朝起きる時間が来る前に起きてしまうタイプの不眠症が早朝覚醒です。
目覚ましを掛けている時間が来る前に目覚めてしまい、それから眠れなくなるといった特徴があります。
不眠症への対処法と予防法について
夜になって寝ようと思っても寝られないと、あせって余計に目が冴えてしまうということは、誰でも一度や二度は経験をしたことがあるのではないでしょうか。
ですが、あまりにも長い間そのような状態が続くと、心身ともに疲れ果ててしまいます。
ここでは、不眠症が疑われる場合の対処法や、不眠症を予防するための方法についてご紹介しています。
【不眠症が疑われる場合の対処法】
不眠状態が長く続くと身体の疲れがとれないだけでなく、徐々に精神にも悪影響を及ぼすようになってきます。
不眠症が疑われる場合、次のような対処を行いなるべく早めの改善を図りましょう。
●規則正しい生活を意識
朝起きる時間が遅かったり、夜寝る時間が遅かったりすると生活リズムが乱れ、睡眠にも悪影響を及ぼします。
なるべく就寝時間と起床時間を一定に保ち、規則正しい生活を送るよう意識しましょう。
●朝日を浴びる
太陽の光には体内時計をリセットする働きが期待されており生活のリズムが整えやすくなります。
特に朝日を浴びることをおすすめします。
●ストレス状態を改善
ストレスが溜まると、自律神経のうち交感神経が優位になります。
夜になっても交感神経が優位な状態が続くと、目がさえてしまい心身をゆっくりと休めることができなくなります。
運動不足の方は適度に身体を動かしてみたり、仕事が忙しくまとまった休みがとれない場合でも趣味を見つけリフレッシュする時間を設けることが大切です。
●酸味のある食品を摂取
レモンや梅干しなど、クエン酸を摂取すると副交感神経を優位に傾けます
また、クエン酸には血液中の疲労物質を除去する働きがあるため睡眠の質を高めることが期待されています。
●昼寝を避ける
休日などで昼寝の時間が長いと夜眠れなくなるという悪循環に陥ります。
昼寝をするとしても、夜の睡眠に影響がそれほど出ない15分程度の短時間に留めておきましょう。
【不眠症の予防法】
不眠症は特殊な病気という訳ではなく、いつ自分が不眠症になってもおかしくはありません。
そのため日常生活の中で予防することに努めることがとても大切です。
ここでは不眠症の予防方法についてご紹介します。
●適度に身体を動かす
日中に身体を動かさないと、夜になって身体が疲れていないため寝付けないことがあります。
適度に身体を動かし、自然な眠気が訪れるように心がけましょう。
●お風呂に浸かる
温かい湯船に浸かると副交感神経が優位に傾き、自然と眠りにつきやすくなります。
睡眠の質を高めることにも繋がるためおすすめです。
●寝る直前まで電子機器を使わない
睡眠の直前までテレビやパソコン、スマホなどの画面から発せられるブルーライトは、脳が興奮状態に陥り睡眠の質の低下を招きます。
出来れば睡眠の2時間前までには、電子機器のスイッチを切るようにしましょう。
中里鍼灸院の【不眠】アプローチ方法
不眠は主に次のような症状に分類できます。
・寝つきが悪い
・眠りが浅い
・寝起きが悪い
・全く眠れない
不眠に関係するのは五臓のうちの「肝」です。
肝が病む原因はイライラ、ストレスなどが挙げられます。
肝の病証として眠りが浅い、寝つきが悪いといった症状が挙げられます。
肝血の不足、停滞(瘀血)があると全く眠れないという状態になる場合もあります。
また、消化器系の異常は寝起きが悪いなどの症状にも繋がります
当院では脈をみることにより、証を決定し全身の調整を施します。
著者 Writer
- 院長:中里 康章(なかざと やすあき)
- 【所有資格】 はり師、きゅう師
【生年月日】 1967年7月12日
【血液型】 A型
【出身】 神奈川県相模原市
【趣味】 犬と猫と戯れること
【得意な施術】 鍼灸(刺さない鍼)を使用した全身調節
▼ご来院される患者さまへ一言
体調不良などのお身体でお困りな方、ぜひお気軽にご相談ください!