風邪でよくあるお悩み
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しょっちゅう風邪を引いて困って
いる -
薬に頼らずに風邪の症状を改善
したい -
風邪を引きにくい体質を手に入れたい
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風邪の原因や
対処法を教えて
ほしい
風邪を引きにくい身体は免疫力がカギです
風邪は頻繁に発症する方もいれば、そうでない方もいるかと思います。
では、その違いはどこにあるのでしょうか。
元々の体質や体力などさまざまな要因が考えられますが
大きな要因の一つとして、免疫力に違いがあると言わています。
こちらのページでは、風邪を引いてしまう原因やそれにともなう主な症状、風邪を引いた場合の対処法などに
ついて詳しくご紹介しています。
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風邪を引く原因と主な症状について
風邪を引くと家事や仕事に支障をきたすこともあり、楽しみにしていた旅行や趣味ができなくなることもあるかと思います。
風邪を予防するためには、まずはなぜ風邪を引くのかその原因を知ることが大切です。
ここでは、風邪を引く原因や主な症状についてご紹介しています。
【風邪について】
一般的に「風邪」とは、ウイルスに感染することで気道(鼻や口から空気を取り入れ、肺まで空気を送る通り道)に炎症が起こる急性気道感染症のことを指します。
では、なぜ風邪を引きやすい方とそうでな方がいるのでしょか。
それには免疫力が深く関わっています。
免疫力とは細菌やウイルスなどの病原体から、体内を守る力のことを言います。
免疫力が弱まると体内に細菌やウィルスが増殖し、風邪が発症します。
免疫力を常に高い状態に維持するためには、免疫力がなぜ低下するのかを知ることも大切です。
ここからは免疫力が下がる要因についてご紹介します。
【免疫力が下がる原因について】
●身体の疲れ
疲労が蓄積していると身体の回復力が低下し、風邪を引くリスクが増します。
身体の疲れを引き起こす要因として以下のようのものが挙げられます。
・ストレス
仕事の疲労や人間関係などでストレスを受けると自律神経が乱れ、筋緊張が生じます。
この状態が長期で続くと、筋肉に負担がかかり身体の疲れを感じやすくなります。
・栄養不足
無理なダイエットや偏った食事により必要な栄養が不足してしまうと肝臓の機能が低下することがあります。
肝臓の機能が低下すると、肝臓が持つ有害な物質を無害な物質に変える働きが弱まります。
そのため、体内に有害な物質が蓄積されやすく免疫力の低下に繋がります。
・睡眠不足
脳は睡眠によって疲労を取る臓器のため、睡眠不足により脳が十分に休めていないと身体の疲労に直接繋がります。
睡眠不足になる要因は様々で日常生活のストレスや、パソコン、スマホから発せられるブルーライトなども影響していると考えています。
●身体の冷え
一般的に体温が高いと免疫の機能も向上すると言われています。
これには、白血球の成分の一種であるリンパ球の機能が関係しています。
リンパ球は、体内に侵入したウィルスや細菌を駆除する機能を持っており
体温が上がるにつれ、この機能は活性化します。
逆に、身体が冷えるとこれらの機能が弱まり、免疫機能の低下に繋がります。
●お酒・タバコの過剰摂取
お酒の飲み過ぎは肝臓の機能を低下させる場合があります。
肝臓の機能が低下すると必要な栄養が体内に供給しにくくなるため免疫力の低下にも繋がります。
また、タバコに含まれるニコチンには血管を収縮する作用があります。
タバコの吸い過ぎでニコチンを体内に大量に摂取することは、血管が細くなり血流のスピードを遅くする要因になります。
血液がスムーズに循環しないことで体内温度が上がりずらくなり免疫力が低下することもあります。
【風邪にともなう症状】
風邪を引いた時にはさまざまな症状があらわれます。
そこで、風邪にともなう代表的な症状をご紹介します。
●発熱
風邪を引いた場合、発熱をともなうことが多くあります。
風邪の多くはウイルスに感染することで引き起こされるため、ウイルスを死滅させようと体温が上がります。
●咳やくしゃみ
体内にウイルスや細菌が侵入することによって風邪を引きますが、外部からの侵入者と戦う免疫防御機能が働くことで、ウイルスや細菌を体外へ排出しようと咳やくしゃみが起こります。
●倦怠感
風邪にともなって熱が上がると、全身の倦怠感を覚えることがあります。
●関節痛や筋肉痛
身体の免疫機能がウイルスなどと戦う時に、プロスタグランジンと呼ばれるホルモンの一種が分泌されます。
プロスタグランジンが分泌されると、関節痛や筋肉痛を引き起こすことがあります。
●吐き気や嘔吐
お腹風邪とも呼ばれるウイルス性腸炎を発症した場合、吐き気や嘔吐がみられることもあります。
●悪寒や悪風
風邪にともない熱が上がると、悪寒や悪風(風が当たるとゾクゾクすること)が起こることもあります。
●発汗
発熱にともなって体温が上がり、ウイルスの撃退に成功すると今度は体温を下げようと発汗が起こります。
風邪を引いた時の対処法や予防法について
風邪を引いたとしても、時間が経てば治まるものだと考えている方も少なくないかと思います。
ですが、風邪は二次感染を起こしたり、重度な症状を引き起こしたりすることもあるため適切な処置をすることが大切です。
ここでは、風邪を引いた時の対処法や予防法についてご紹介しています。
【風邪を引いた時の対処法】
風邪を引いた時には、次のように対処することがおすすめです。
●安静
風邪を引いているのに無理に身体を動かしてしまうと悪化する恐れがあります。
特に発熱して、起き上がることがつらいと感じた場合、しばらくは安静にして回復を図ることがおすすめです。
風邪を引いている時には免疫力が低下しているため、人ごみに出かけるなどすると二次的感染を起こしたり、症状が重篤化したりすることがあるため要注意です。
●腸を休める
風邪を引いているのに暴飲暴食していると腸を休めることができず、風邪の回復を遅らせることになってしまいます。
身体の免疫細胞のおよそ7割が、腸管に存在しているとされるため腸を休めることが大切となります。
風邪を引いたら消化に良いものを摂取し、腸管の機能を回復させることで風邪の早期回復が期待できます。
●水分をしっかりとる
風邪にともなって熱がある場合など、水分をしっかりととるようにしましょう。
体内の水分がたくさんあることで、汗をかいて体温を下げることが可能となります。
【風邪の予防法】
風邪を予防するためには、普段から次のようなことに取り組みましょう。
●手洗い・うがいをしっかり行う
子どもの頃から「手洗いうがいをしっかりしなさい」と言われていた方は多くいらっしゃるかと思います。
手洗い・うがいにはちゃんと根拠があり、しっかりと手洗い・うがいを行う
ことによって、ウイルスを10000分の1にまで減らせるという調査結果があります。
●疲労をため込まない
疲労が蓄積すると身体の免疫力が低下し、風邪を引くリスクが増します。
そのため、睡眠と休養をしっかりととり、疲れをため込まないよう意識しましょう。
●身体を冷やさない
冷えは万病のもととなりますので、身体を冷やさないよう心がけましょう。
東洋医学では「風邪(ふうじゃ)」が首から入るとされているので、首を冷やさないようにすることがおすすめです。
●ウォーキング
筋肉は運動機能だけではなく免疫系に影響していることがわかっています
そのため、ウォーキングなどの有酸素運動を行うようにしましょう。
また、運動は代謝をアップさせ、体温を上げる効果も期待できます。
中里鍼灸院の【風邪】アプローチ方法
風邪に関しては悪寒、発熱、発汗という経過が大切です。
風邪は自己免疫にて経過治癒させるのが基本となり、証は肺虚、もしくは脾虚となります。
どの証になるかは脈をみて決めていきます。
施術は証を決定した後に全身調整を施し、関連する陽経の経脈上の反応点より瀉法(しゃほう)をして病の早期回復を促します。
鍼は刺す鍼(ごう鍼)と刺さない鍼(てい鍼)どちらも使用しますが、あくまでも浅い鍼と接触鍼で施術いたします。
頚部への施灸も効果的ですので、頚部の反応点に棒灸を施します。
頚部への温刺激は暖かくて心地良いです。
著者 Writer
- 院長:中里 康章(なかざと やすあき)
- 【所有資格】 はり師、きゅう師
【生年月日】 1967年7月12日
【血液型】 A型
【出身】 神奈川県相模原市
【趣味】 犬と猫と戯れること
【得意な施術】 鍼灸(刺さない鍼)を使用した全身調節
▼ご来院される患者さまへ一言
体調不良などのお身体でお困りな方、ぜひお気軽にご相談ください!