腰痛でよくあるお悩み
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腰の痛みが
長期にわたって
続いている -
座っている時も
腰に痛みが生じる -
腰に痛みがあるが
原因がよく分からない -
腰の痛みが
緩和する方法を
知りたい
腰痛は日常生活をみなおすことで改善が期待できます
腰の痛みは、中高年以降だけではなく、お若い方にとっても身近な症状です。
日本人の抱える自覚症状の中でも腰痛は上位に入り、「国民病」といわれています。
そんな腰痛を引き起こす原因は、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの疾患よる場合から
日常生活の習慣が影響している場合があります。
多くの腰痛は、原因が特定しにくい腰痛だといわれています。
今回は、その「原因が特定しにくい腰痛」についてご紹介します。
腰痛でお悩みの方におすすめのメニュー Recommend Menu
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鍼灸とは、約2000年以上前に古代中国が発祥地となる施術方法です。
日本では、自然治癒力を高める東洋医学の考え方として注目を集めており人々の不調を改善する日本の医療の中心的位置を占めていました。
こちらのページでは、鍼灸のメカニズムや効果について詳しくご紹介しています。 -
当院では医師の同意診断書がある時のみ、一部健康保険を利用して、施術を受けることができます。
ですが、保険は健康保険だけではありません。
仕事中のケガに対しては労災保険が使える可能性もありますし、自動車事故でケガを負った場合には、自賠責保険が適用されることもあります。
こちらのページでは、鍼灸院で使える保険と、その他にどのような保険があるのかご紹介しています。
腰痛の原因は日常生活に潜んでいるかもしれません
腰痛でお悩みの方は、老若男女問わず多くいらっしゃいます。
そんな身近な症状でもある腰痛の約85%は原因を特定しづらい「非特異的腰痛」だといわれています。
非特異的腰痛は、レントゲンやMRIなどの検査を行っても損傷箇所などを発見することは難しいですが、日常生活のなかでの偏った筋肉の使い方など複数の要因が関係していると考えられています。
まずは考えられる原因をご紹介していきます。
【腰痛の原因】
●猫背や前かがみなどの姿勢不良
猫背や前かがみの姿勢を長時間続けていると、腰や背中の筋肉が緊張し腰痛が発生する場合があります。
長時間デスクワークをされる方、スマホを前かがみで操作される方などは注意が必要です。
●筋力の酷使
中腰や、腰を曲げたり捻ったりする動作により腰回りの筋肉を酷使することで炎症が発生し腰痛が起こる場合もあります。
運送関係や介護職などの腰の筋肉を酷使する職場環境の方に多い腰痛だといわれています。
●筋力の低下
加齢や運動不足などにより背骨を支える筋肉が低下することで腰痛が発生する場合があります。
筋肉は使わないでいると細くなり衰えていきます。
すると日常的に行っている動作であっても筋肉疲労を起こし腰痛につながります。
背骨と骨盤をつなぐ働きを持つインナーマッスル「腸腰筋」が衰えないようにすることが大切です。
●腰回りの冷え
私たちの身体は、寒さにより冷えてくると自律神経の働きにより血管を収縮させ血流を減らすことで内臓の温度を維持しようとします。
血流の調整により筋肉内の血流が低下すると、筋肉が硬直し筋線維を断裂を起こし痛みが起こりやすくなります。
●ストレス
人間関係のストレスが腰痛を招く・慢性化させるという考えもあります。
その理由としては、過度なストレスが発生することで、自律神経の一つである交感神経が優位に働き血管を収縮させ腰回りの筋肉の血行不良が起こるためだといわれています。
●女性特有の腰痛
妊娠や出産などの女性特有の腰痛もあります。
妊娠中、女性の身体は出産に備えてリラキシンというホルモンを分泌します。
リラキシンは、骨盤や恥骨部分にある仙腸関節の靭帯を柔軟にし、骨盤を開きやすくする作用があります。
産後は、靭帯は通常の硬さに戻り骨盤も正常な状態に戻りますが、その過程で、ゆがみが発生してしまうことがあります。
その骨盤のゆがみにより、身体のバランスが崩れ腰痛が発生する場合もあります。
また、生理や更年期によるホルモンバランスの変化も腰痛に関連することもあるといわれています。
腰痛の対処法と予防法
腰痛の多くは日常生活が原因となって起こりますが、その原因や痛みの程度、症状のあらわれ方はさまざまです。
そのため、症状の程度や痛みの出方によって、正しい対処法を選択する必要があります。
誤った対処をしてしまうと、かえって腰痛の症状を悪化させてしまう可能性もあるため注意が必要です。
【腰痛の対処法】
日常生活が原因となって起こる腰痛への対処法は、「冷やす」「温める」の二つの対処が考えられます。
●冷やす場合
「冷やす」対処法をとったほうが良いのは、「腰が熱を伴い炎症を起こしている場合」です。
炎症起こしている部分では、血管の拡張や血流が増加しているため、冷たくしたタオルや、氷のうを使用して「アイシング」を行い炎症の抑制を図りましょう。
※長時間の冷やしすぎには逆効果となることもあるため15~20分程度を行うようにしましょう。
●温める場合
腰への負荷の積み重ねによる「慢性的な腰痛」に関しては、患部を温め血行の促進を図りましょう。
筋肉疲労などによる腰痛は、筋肉が緊張していることで血行不良が起こり痛みが発生していることが考えられます。
「カイロ」や「温シップ」などで患部を温めたり、「入浴」で身体を芯から温めるようにするとよいでしょう。
また、痛みが起こらない範囲でウォーキングなどの適度な運動や、マッサージ・ストレッチなどを行うことも血行促進効果が期待できます。
【腰痛の予防法】
腰痛を予防するために、日常生活の中にある原因を取り除いていきましょう。
●正しい姿勢を意識する
正しい姿勢とは、筋肉や関節への負担が少ない姿勢です。
立ち姿勢:耳の後ろ、肩先、股関節の出っ張り、くるぶしの少し前が一直線になっている姿勢
座り姿勢:あごをひき、ひじ、腰、ひざの3つの⾓度が 90 度にする、足裏を床につけた姿勢
正しい姿勢を保つことで、重心の位置が正しくなり、筋肉への負担の軽減が期待できます。
慣れないと、疲れるように感じますが意識して行うようにしましょう。
●負荷のかかる動作を避ける
日常の中で、腰に過度な負担がかかる動作をさけることも予防につながります。
長時間の中腰・前かがみの姿勢は避けるようにしましょう。
同じ姿勢が続くような場合には、意識的に休憩をよりストレッチなどを行い筋肉の緊張をほぐすようにするとよいでしょう。
また重いものを持ち上げるときには、腰を落とし膝を使い真上に持ち上げるようにすることでぎっくり腰などの急性腰痛の予防につながります。
●身体を冷やさない
腰回りを冷やさないことも大切です。
特に腰まわりは脂肪がつきやすく冷えやすい場所なので、寒い日には腹巻を使用したり、長めのトップスを着るなど工夫するとよいでしょう。
中里鍼灸院の【腰痛】アプローチ方法
当院に来院される方の腰痛は、主に次のような要因から引き起こされます。
・慢性的
・疲労
・腰椎圧迫骨折などによる骨の変形
・脊柱管狭窄症
・すべり症
・腰椎椎間板ヘルニア
・尿路結石など泌尿器系
当院では病を東洋医学的にみます。
カウンセリングや目視での判断を基本としており、脈や腹部の緊張状態をみることで身体の状態を確認いたします。
次に全身の調整を行い、精気の虚を補った後に痛みの発生部位に補法、または寫法を施します。
著者 Writer
- 院長:中里 康章(なかざと やすあき)
- 【所有資格】 はり師、きゅう師
【生年月日】 1967年7月12日
【血液型】 A型
【出身】 神奈川県相模原市
【趣味】 犬と猫と戯れること
【得意な施術】 鍼灸(刺さない鍼)を使用した全身調節
▼ご来院される患者さまへ一言
体調不良などのお身体でお困りな方、ぜひお気軽にご相談ください!