皮膚疾患でよくあるお悩み
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アトピー性皮膚炎
を根本から
改善したい -
薬に頼らずに
皮膚疾患を
改善したい -
アレルギーが
なぜ起こるのか
知りたい -
皮膚疾患の
原因や対処法を
知りたい
皮膚疾患の改善には自律神経を整えることがおすすめです
皮膚を虫に刺される、皮膚が乾燥するなどのかゆみとは別でアレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎で
かゆくなることもあります。
アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎はなかなか改善せずに長期化してしまう場合が多くみられます。
かいてはダメだと頭では分かっていても、寝ている間などに無意識にかいてしまい、
朝起きた時に悪化してしまうといった話もよくあります。
こちらのページでは、アトピー性皮膚炎を始めとした皮膚疾患の原因や対処法についてご紹介しています。
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皮膚疾患の原因や主な症状について
皮膚疾患には炎症をともなうことが多いですが、皮膚炎には広義の意味での皮膚炎と、狭義の意味での皮膚炎の2つがあります。
アレルギー性皮膚炎は、アレルギーを原因とする炎症反応という、狭義の意味での皮膚炎に含まれます。
ここでは、アトピー性皮膚炎を中心としたアレルギー性皮膚炎について原因や症状をご紹介します。
【皮膚疾患(アレルギー、アトピー)の原因】
皮膚疾患(アレルギー、アトピー)には、さまざまな原因が考えられ次のようなことが挙げられます。
一つずつ見ていきましょう。
●遺伝的要因
遺伝的に皮膚の持つバリア機能に障害があったり、免疫系に異常があったりすることで、アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎を発症することがあると考えられています。
●アレルゲン
皮膚のバリア機能が低下しているところに、ダニやハウスダスト、特定の食品といったアレルゲンが侵入することによって、アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎を発症しやすくなると考えられています。
●機械的な刺激
服の袖が腕に触れることや、髪の毛がおでこに触れること、発汗、かいてしまうなどの機械的刺激によって、アレルギー性皮膚やアトピー性皮膚炎の症状を悪化させることがあります。
●アトピー素因
皮膚疾患を発症している本人、もしくは家族にアレルギーをお持ちの方がいる場合や、免疫物質の一種である「IgE抗体」を作りやすい体質である場合にアトピー性皮膚炎を発症しやすくなるとされています。
●自律神経のバランスの乱れ
私たちの免疫機能を司る細胞の1つが白血球であり、白血球は大きく分けて顆粒球と無顆粒球の2つに分類されます。
顆粒球には好酸球と好塩基球、好中球の3つがあり、無顆粒球はリンパ球と単球の2つがあります。
アトピー性皮膚炎を発症している方の場合、皮膚炎がない方と比べリンパ球が多い傾向にあると考えられます。
そのため、アトピー性皮膚炎を始めとしたアレルギー症状は自律神経のうち、副交感神経が優位になり過ぎることで起こるのではないかと考えられています。
【皮膚疾患(アレルギー、アトピー)にともなう症状】
アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎を始めとする皮膚疾患を発症した場合、次のような症状があらわれやすくなります。
●掻痒感
アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患を発症した場合、掻痒感といってかゆみに襲われることが通常です。
蚊に刺されたような生易しいものではなく、かくことを我慢できないほど強いという特徴があります。
●皮疹
アトピー性皮膚炎を発症した場合、皮疹を認めることも一般的です。
皮疹は大きく分けて、次の2つの種類に分類されます。
・急性の皮疹
急激に症状があらわれる皮疹の場合、最初は紅斑(赤い皮疹)や丘疹(ブツブツの皮疹)、漿液性丘疹(水泡のようなかゆみの強い皮疹)がみられます。
症状が進行するにつれ、湿潤性紅斑(ジュクジュクとした赤い皮疹)が固まって痂皮(滲出液が固まったかさぶたの上の組織)ができ、鱗屑(皮膚が粉を吹いたような状態)になります。
その後、良くなる場合と苔癬化(皮膚が皮革のようになってしまうこと)する場合があります。
・慢性的な皮疹
アトピー性皮膚炎が慢性化した場合、湿潤性紅斑や痂皮、鱗屑、苔癬化、痒疹といった皮疹を繰り返し発症します。
●象皮症
アトピー性皮膚炎にともなう皮疹が苔癬化した場合、ひどくなると象皮症といって象の肌のようにゴワゴワになることもあります。
皮膚疾患(アレルギー、アトピー)への対処法と予防法について
アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎を発症した場合、かゆみによって皮膚をかきむしってしまい体液が滲出したり、皮膚がボロボロになったり、象のような肌になってしまうことが少なくありません。
そのため、アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎には正しく対処することが重要です。
アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎の予防法と併せてご紹介します。
【皮膚疾患(アレルギー、アトピー)への対処法】
アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎に関しては、自力で改善することが中々難しいと考えられています。
そのため、専門家に相談することをおすすめいたします。
参考までに、アトピー性皮膚炎に対する西洋医学的な対処法と、東洋医学的な対処法についてご紹介します。
●西洋医学的な対処法
現在のところ、アトピー性皮膚炎を根本から改善するような治療法はみつかっていません。
ですが、西洋医学ではステロイド外用薬を適切に利用することで、アトピー性皮膚炎にともなうつらいかゆみを抑えられるようになっています。
ステロイドはもともと体内に存在しているホルモンの一種で、私たちの免疫機能を活発にする働きがあります。
皆さんの中にはステロイドと聞くと、いったん使うと二度と手放せなくなる怖い薬と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、医師の指導下で適切に使用している限り、ステロイドは有効で安全な薬といえます。
●東洋医学的な対処法
アトピー性皮膚炎の原因でも述べましたが、アトピー性皮膚炎を発症している方には白血球のバランスに乱れがみられます。
白血球のバランスが乱れる原因として、副交感神経が優位になり過ぎることが挙げられます。
子どものアレルギーを改善する際、積極的に身体を動かすように言われるのもそのためです。
東洋医学で行われる鍼の施術には交感神経を抑止し、お灸には副交感神経を抑止するという正反対の効果があることが分かってきています。
そのため、東洋医学では一人ひとりに合った自律神経のバランスになるように調整を図っています。
【皮膚疾患(アレルギー、アトピー)の予防法】
皮膚疾患(アレルギー、アトピー)の原因については分かっていないことも多く、医療機関では対症療法を行っています。
自律神経のバランスが乱れることでアレルギーが起こりやすいと考えた場合、バランスを整えることが重要になります。
自律神経のバランスを整え、皮膚疾患(アレルギー、アトピー)を予防するためには、次のようなことに取り組みましょう。
●適度に身体を動かす
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、どちらが優位だから良いというものではありません。
両者のバランスがとれており、上手くスイッチが切り替わることで私たちの心身の健康が保たれています。
適度に身体を動かす(交感神経が優位になる)ことで身体が疲れると、夜になって自然な眠りが訪れます(副交感神経が優位になる)。
特に子どものアレルギーは副交感神経が優位になり過ぎることで起こると考えられているため、安静にし過ぎず身体を動かすことが重要です。
●早寝早起きを心がける
日々の生活リズムが乱れると、自律神経も乱れやすくなります。
なるべく早寝早起きを心がけ、自律神経のバランスを保つよう心がけましょう。
中里鍼灸院の【皮膚疾患】アプローチ方法
皮膚がかゆい、乾燥するなどの皮膚疾患に対しても鍼灸は効果的です。
皮膚表面の収縮と弛緩を促し、皮膚表面からの陽気の発散を活発することでかゆみ、乾燥などを抑えることが期待できます。
原因としては栄養や水分など体内物質の不足によって起こる虚熱により、収縮と弛緩が上手くいかないと肌膚の下で熱が溜まり、かゆみなどが引き起こされます。
虚熱の発生源を目視、呼吸音やにおい、カウンセリング、脈拍にて五臓から探し出し、全身調整を施します。
皮膚表面の反応点より瀉法を施し、陽気の発散を促します。
著者 Writer
- 院長:中里 康章(なかざと やすあき)
- 【所有資格】 はり師、きゅう師
【生年月日】 1967年7月12日
【血液型】 A型
【出身】 神奈川県相模原市
【趣味】 犬と猫と戯れること
【得意な施術】 鍼灸(刺さない鍼)を使用した全身調節
▼ご来院される患者さまへ一言
体調不良などのお身体でお困りな方、ぜひお気軽にご相談ください!